オーガナイズドセッションテーマ一覧
OS-1:農作業の事故実態の解明と安全性・快適性向上への取り組み
内容:農業農村環境および農業機械利用における農作業事故の低減を図り,安全性・快適性の向上を目的として,事故発生の現状分析と実態解明,諸課題に対応した基礎研究や実用技術,今後の取り組みなどについて,講演と総合的な議論を行います.
オーガナーザー:松井正実(宇都宮大)

OS-2:農業用小型ロボットの可能性(「IT・メカトロニクス部会」主催)
内容:トラコンタ作業の無人化は大規模経営を支える技術として期待されるが,小型ロボットは真に農業を支える技術として実用化しうるであろうか?本セッションでは,多くの取り組みを通して,その可能性を模索します.
オーガナーザー:帖佐直(東京農工大)

OS-3:SDGs達成に貢献する生物資源利活用技術
内容:持続可能でより良い世界を目指す国際目標「SDGs」の実現のために,特に環境・エネルギー分野での貢献が期待される発表および議論を行う研究交流の場です.非学会員,企業技術者および学生の発表も歓迎します.
オーガナーザー:野口良造(筑波大・生物資源部会部会長)

OS-4:農業における粒状体のモデリングと解析手法(MAGMA)
内容:ほ場の土や農産物などは,各種機械作業や収穫後の加工・貯蔵・流通において粒状体的挙動を呈することが多い.このような挙動や力学モデルに関する基礎ならびに応用研究についての最新の情報交換や討論を行う.
オーガナーザー:中嶋 洋(京都大)・坂口栄一郎(東京農大)・岡安崇史(九州大)・田中宏明(農研機構)

OS-5:プラントフィジクスに基づく農業生産システムの最適化
内容: 収益,能率,環境負荷やエネルギー消費に配慮した農業生産システムの最適化を図るためには,植物,作物,青果物等(以下,対象物)の性状に応じた栽培管理,機械設計・制御が求められる.プラントフィジクスに基づき栽培管理技術,機械作用,制御システムを検討するために,対象物の物理特性や状態把握のための計測法,機械と対象物の物理的相互作用に関する実験・モデリングに関する研究成果について情報交換を行なう.
オーガナーザー:平井康丸(九州大),福島崇志(三重大),上加裕子(愛媛大)

OS-6:スマート農業で活かす植物フェノタイピング技術(「IT・メカトロニクス部会」主催)
内容:植物形質の環境応答性を植物群落から個体レベルまでマルチスケールの計測・解析技術の研究が精力的に行われている.本OSでは,スマート農業の普及で重要性を増す植物フェノタイピング研究に関する話題を幅広く募集し,研究発表と情報交換を行う.
オーガナーザー:岡安崇史(九州大),岡山 毅(茨城大),川越義則(日本大),梅田大樹(日本大),平良英三(琉球大)

OS-7:畜産の情報化
内容:畜産業においては給餌・生育環境が収量,品質,収入に関わる重要な要素であり,乳牛,肉牛,肉豚,肉用鶏,採卵鶏等を正 確に計測した上で,アニマルウエルフェアに基づき作業や環境の最適化を図る必要がある.本セッションでは,畜産現場における情報化に関わる発表を幅広く 応募する.
オーガナーザー:近藤 直(京都大)

OS-8:水産業のためのセンシングと情報化
内容:持続的な漁業を行うための適切な資源管理,効率的な漁業を行うための漁況予測や魚群推定,生産性が高く環境負荷の小さい養殖生産,安心安全な水産物の提供と高付加価値化などを実現するために,水産業におけるセンシングと情報化技術はますます重要になっている.本OSでは,これらに関わる研究発表を広く募集し,情報交換と討論を行なう.
オーガナーザー:椎木友朗(国立研究開発法人水産研究・教育機構),山下光司(三重大),近藤 直(京都大)

OS-9:国際協力機関との連携を通じた農業機械研究の未来
内容:本セッションでは,開発途上国の国創りを支援する国際協力機関と農業機械化の最前線で活躍する研究者らが一堂に会して,国際協力という視点から日本の経験と知見を生かした新しい農業機械化研究の未来を考えることを目的とする.
オーガナーザー:長谷川英夫(新潟大)

OS-10:蛍光分光法の利用と今後の展望
内容:農業分野において蛍光分光分析は農産物の品質評価に有用なツールとなってきている.詳細なEEMデータの活用方法や,単励起波長を用いた簡便な応用手法など,今後の蛍光分光の効果的な利用法について議論を行なう.
オーガナーザー:下保敏和(新潟大)

OS-11:SDGs達成のためにポストハーベスト工学ができること
内容:SDGsにおける17の目標,169のターゲット,232の指標に関わるポストハーベスト工学の研究開発の成果を幅広く募集します.発表と議論を通じて,参加者間で情報を共有し,さらなる展開について討議することを目的とします.
オーガナーザー:黒木信一郎(神戸大),田中史彦(九州大),小川幸春(千葉大),折笠貴寛(岩手大),小関成樹(北海道大)

OS-12:地域生物資源の6次産業化技術
内容:農産物からバイオマスまで,地域の生物資源を活用した6次産業化技術を念頭におきながら,それらの商品化・資源化・起業化につながる独創的かつ持続的な基礎研究・実用技術などを討議する.特に,各地の生物資源にスポットを当てた関連団体との活発な議論も企画する.
オーガナーザー:北村豊(筑波大),梅津一孝(帯畜大),小出章二(岩手大),村松良樹(東京農大),大橋慎太郎(新潟大),西津貴久(岐阜大),井原一高(神戸大),田中宗浩(佐賀大)